Notta Memo ProとNotta Memoの違いは、録音モードの自動判別、Wi-Fi自動同期、本体のUSB-C端子、カラー画面、64GBストレージ、話者識別精度の向上です。
価格は公式でNotta Memo Proが29,700円、Notta Memoが23,500円(いずれも税込)で、差額は6,200円です。
一方で、本体に付いてくる文字起こしの無料枠は新旧とも月600分で変わりません。
この記事では、2機種の違いを比較表で整理したうえで、自動判別やWi-Fi同期の条件、本体性能の差、価格とプランから見た選び方を解説します。
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Notta Memo ProとNotta Memoはどっちがおすすめ?
選び方の分かれ目は、電話と対面の両方を録るか、録音後の転送をどこまで手間なくしたいかです。
Notta Memo Proは録音前のモード切り替えと録音後のアプリ転送という、従来モデルで手作業だった部分を自動化したモデルです。
録音して文字起こしするという基本の使い方や、月600分の文字起こし枠は共通なので、自動化の機能に6,200円を払う価値があるかで判断するのが目安です。
Notta Memo Proがおすすめな人
次のような使い方をする人は、Notta Memo Proが向いています。
- 電話と対面の両方を録音し、モードの切り替え忘れを防ぎたい人
- 録音後にアプリを開いて転送する手間を減らしたい人
- 専用ケーブルなしで、手持ちのUSB-Cケーブルで充電・PC転送したい人
- 参加者の多い会議を録音し、「誰が話したか」の精度を重視したい人
従来モデルは本体スイッチで通話録音と会議録音を切り替える仕組みのため、電話と対面を頻繁に行き来する人ほど自動判別の恩恵を受けやすくなります。
また、Proは事前に登録した信頼済みのWi-Fiに戻ると録音データがNottaへ自動で同期されるため、転送し忘れて音声がたまる状況を減らせます。
Notta Memo Proを購入する前に、同じカード型のPLAUD Note Proとも比較しておきたいところです。
Notta Memo ProとPLAUD Note Proの違いを比較した記事では、録音性能や文字起こしの無料枠、AI機能、本体価格と年間コストの違いを詳しく紹介しています。
どちらを買うか迷っている方は参考にしてください。
会議や商談の録音をもっと手軽に行いたい方は、身につけて使えるAnkerのAIボイスレコーダーも候補になります。
Soundcore Workのレビューと文字起こし機能を解説した記事では、録音方法やAI要約、無料プランの利用時間、購入前の注意点を紹介しています。
Notta Memoがおすすめな人
次のような人は、従来モデルのNotta Memoでも十分に使えます。
- 対面の会議や打ち合わせの録音が中心の人
- 録音後にスマホのNottaアプリを開いて転送することに抵抗がない人
- 本体価格を抑えたい人(公式価格23,500円)
文字起こしの無料枠はどちらも月600分のため、毎月の文字起こし量で有利・不利が生じることはありません。
ストレージも従来モデルで32GBあり、録音データをこまめにNottaへ転送する使い方なら容量面で困る場面は少ないと考えられます。
Notta Memo ProとNotta Memoの違いを比較表で確認
2機種の公式仕様を並べると、Proは操作の自動化に加え、画面・容量・バッテリーなど本体のハードウェアも一新されています。
| 項目 | Notta Memo | Notta Memo Pro |
|---|---|---|
| 公式価格(税込) | 23,500円 | 29,700円 |
| 録音モード | 本体スイッチで手動切り替え | 電話・対面を自動認識 |
| データ同期 | アプリを開いて手動転送 | 信頼済みWi-Fiで自動同期 |
| 充電・転送 | 専用マグネットケーブル | 本体のUSB-C端子(Web USB転送対応) |
| ディスプレイ | モノクロ | 0.95インチAMOLEDカラー |
| ストレージ | 32GB | 64GB |
| 重要発言のマーク | なし(録音後に聞き直して確認) | ボタンでマークし文字起こし後に自動ハイライト |
| 話者識別精度(社内テスト) | 71.24% | 90.51% |
| サイズ | 86.1×55.1×3.5mm | 77.2×56×3.9mm |
| 重量 | 約28g | 30g |
| バッテリー容量 | 470mAh | 600mAh |
| 連続録音時間 | 約30時間 | Bluetooth接続時45時間/未接続時50時間 |
| 待機時間 | 約28日 | Bluetooth接続時30日/未接続時45日 |
| カラー | 製品ページに記載なし | Space Black/Silver Gray |
連続録音時間は、従来モデルが「約30時間」の1項目、Proが接続状態別の表記になっており、測定条件が同じかどうかは公式情報からは分かりません。
サイズはProのほうが横幅が約9mm短い一方、厚さは0.4mm、重さは約2g増えています。
共通点は、次のとおりです。
- 薄いカード型で、スマホの背面に装着して使える
- Nottaアプリと連携し、文字起こしやAI要約はNotta側で行う
- 本体購入とアプリ連携で、月600分の文字起こしができるハードウェアプランが付く
なお、従来モデルには付属ケースにUSB-Cポートを備えた「Notta Memo Type-C充電」(公式価格25,500円)もあり、ケースに入れた状態ならUSB-C充電やPCへの有線転送ができます。
本体そのものにUSB-C端子があるのはProで、ケースなしでも手持ちのケーブルを挿せる点が異なります。
録音モード自動判別とWi-Fi自動同期の違い
Notta Memo Proで大きく変わったのは、録音を始める前のモード切り替えと、録音後の転送の2つが自動になった点です。
どちらも従来モデルでは手作業が必要だったため、日々の録音回数が多い人ほど差を感じやすい部分です。
電話と対面の録音モードを自動で判別
従来モデルのNotta Memoは、本体のスイッチで録音モードを切り替えます。
スイッチを上げると通話録音モード、下げると会議録音モードです。
通話録音モードはスマホの振動を検知して録音する仕組みで、MagSafe対応ケースなどでスマホの背面に装着して使うことが推奨されています。
会議録音モードは、手に持つかテーブルに置いて対面の会話を録音します。
そのため、電話のあとに対面の打ち合わせへ移るときなどは、スイッチを切り替える操作が必要です。
Notta Memo Proは電話と対面の会話を自動で認識するため、モードを切り替える操作がいりません。
録音の開始と停止は、ボタンを約2秒長押しするだけです。
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Wi-Fi自動同期の仕組みと使える条件
従来モデルは、録音後にNottaアプリを開いて録音データを手動で転送します。
Notta Memo Proは、あらかじめ設定した信頼済みWi-Fi環境に戻ると、録音データが自動でNottaへ同期されます。
たとえば自宅やオフィスのWi-Fiを登録しておけば、帰ってきたタイミングで同期が始まるため、アプリを開き忘れて文字起こしが遅れることを防げます。
ただし、公式には自動同期には事前の設定と、信頼済みの同一Wi-Fi環境への接続が必要と記載されています。
会社のネットワークなど認証が必要なWi-Fiで自動同期が使えるかは公式情報で確認できなかったため、職場で使う予定の人は購入前に利用環境を確認しておくと安心です。
Wi-Fiに接続できない場所でも、USB-Cケーブルを使ったWeb USB転送やアプリ経由で録音データを取り込めます。
USB-C・画面・容量・話者識別など本体の違い
本体面の違いは、USB-C端子の内蔵、カラー画面、ストレージ倍増、バッテリー増量、話者識別精度の向上です。
録音後の文字起こしを見返しやすくする重要発言のマーク機能も、Proで新たに加わりました。
USB-C・カラー画面・64GB・バッテリーの違い
従来モデルの通常版は、充電に専用のマグネットケーブルを使います。
Notta Memo Proは本体にUSB-C端子を備えており、スマホやPCで使っている一般的なUSB-Cケーブルで充電とデータ転送ができます。
PCとはWeb USBで接続して、録音データをNottaへ転送できます。
専用ケーブルを持ち歩く必要がないため、出張先や外出先で充電ケーブルを忘れても困りにくくなります。
そのほかのハードウェアの違いは、次のとおりです。
- ディスプレイ:モノクロ表示から、0.95インチのAMOLEDカラーディスプレイへ
- ストレージ:32GBから64GBへ
- バッテリー容量:470mAhから600mAhへ
- 連続録音:約30時間から、Bluetooth接続時45時間/未接続時50時間へ
- 充電時間:どちらも約1.5時間(約90分)
なお、Notta Memo Proは1回の録音が最長5時間で自動停止するため、5時間を超える講演やセミナーを録るときは途中で録音し直す必要があります。
話者識別精度と重要発言マーク機能
Nottaの社内テスト(CP-CER評価)では、話者識別の総合精度がNotta Memoの71.24%に対し、Notta Memo Proは90.51%と19.27ポイント向上しています。
同じテストで、他社の同種デバイスと比べた差は総合で+5.54ポイント、2名の会議で+5.88ポイント、4〜8名の会議で+9.56ポイントとされています。
ただし、これはメーカーによる社内テストの数値で、言語、録音環境、音質、発話の重なり、話者数などによって結果は変わると注記されています。
自分の会議でも同じ精度が出るとは限らないため、文字起こし後に発言者の割り当てを確認する作業は引き続き必要です。
重要発言のマーク機能は、録音中にボタンを短く押すだけで使えます。
マークした箇所は文字起こし後に自動でハイライトされるため、長い会議でも決定事項や大事な発言をすぐに見返せます。
従来モデルでは、重要な箇所は録音後に聞き直して探す必要がありました。
録音中に重要な発言を記録できるAIボイスレコーダーを探している方は、PLAUDのモデルも比較してみてください。
Plaud NotePin SとPlaud NotePinの違いを比較した記事では、ハイライト機能や操作性、録音時間、価格の違いを詳しく紹介しています。
価格差とプランから見た選び方
公式価格はNotta Memo Proが29,700円、Notta Memoが23,500円で、差額は6,200円です。
| モデル | 公式価格(税込) | 主な特徴 |
|---|---|---|
| Notta Memo | 23,500円 | 専用マグネットケーブルで充電 |
| Notta Memo Type-C充電 | 25,500円 | 付属ケース経由でUSB-C充電・PC転送 |
| Notta Memo Pro | 29,700円 | 自動判別・Wi-Fi自動同期・本体USB-C |
Notta Memo Type-C充電は、調査時点(2026年10月13日)の公式ストアで10月19日までのセール価格18,800円で販売されていました。
本体価格とセールは変動するため、購入時に公式ストアで最新の価格を確認してください。
文字起こしの無料枠は、どのモデルも本体に付くハードウェアプランで月600分です。
月600分で足りない場合は、Notta Memo Proなら上位プラン付きのセットも選べます。
| Notta Memo Proのセット | 価格(税込) | 文字起こし |
|---|---|---|
| 本体+ハードウェアプラン | 29,700円 | 月600分 |
| プレミアム1年付 | 41,800円 | 月1,800分 |
| ビジネス1年付 | 56,100円 | 無制限 |
文字起こし時間の買い足しはできず、足りない場合はプランの変更が必要です。
また、1年付きプランは本体とのセット販売のみで、プラン単体では購入できません。
Notta Memo Proは、Notta公式ECストア、Amazon、楽天市場で販売されており、保証期間は12か月です。
電話と対面を行き来する人、録音後の転送の手間を減らしたい人、話者の多い会議を録る人には、6,200円の差額を払ってでもNotta Memo Proがおすすめです。
対面の録音が中心でアプリでの転送に抵抗がなく、価格を抑えたい人は従来モデルのNotta Memoで十分です。
USB-Cで充電やPC転送をしたいだけなら、Notta Memo Type-C充電も選択肢になります。
参考・出典

