MR-P14NとMR-PX17Nを比べると、設置スペースに余裕があるなら、容量が大きく電気代も安いMR-PX17Nが総合的におすすめです。
一方、MR-P14Nは本体がコンパクトで、発売時の価格も約1万円安いため、省スペースと初期費用を優先する人に向いています。
この記事では、容量・収納力・電気代・価格・設置サイズの違いを比較し、使い方に合うモデルを選べるように解説します。
MR-P14NとMR-PX17Nの違いを比較!総合的にはMR-PX17Nがおすすめ
2機種を選ぶうえで重要なのは、本体の大きさと初期費用を優先するか、収納力と省エネ性を優先するかです。
MR-PX17Nは容量が31L大きいにもかかわらず、年間消費電力量はMR-P14Nより41kWh少なくなっています。
主な違いを比較すると、次のとおりです。
| 比較項目 | MR-P14N | MR-PX17N |
|---|---|---|
| シリーズ | Pシリーズ | PXシリーズ |
| 定格内容積 | 139L | 170L |
| 冷蔵室 | 86L | 102L |
| 冷凍室 | 53L | 68L |
| 冷凍室の構造 | 3段冷凍の記載なし | 3段構造 |
| インバーター | 搭載の記載なし | 搭載 |
| 年間消費電力量 | 288kWh/年 | 247kWh/年 |
| 年間電気代の目安 | 約8,928円 | 約7,657円 |
| 省エネ基準達成率 | 105% | 126% |
| 外形寸法 | 幅500×奥行570×高さ1,184mm | 幅530×奥行603×高さ1,225mm |
| 質量 | 36kg | 41kg |
| 発売時の市場想定価格 | 約55,000円 | 約66,000円 |
年間電気代は、年間消費電力量に家電公取協の目安単価31円/kWhを掛けた試算です。
冷蔵室容量、質量、市場想定価格は、販売店や家電ニュースに掲載された仕様・価格を基にしています。
両機種の発売日は2026年10月23日で、右開きの2ドア、マットオフホワイトとマットダークブラックの2色展開は共通です。
価格はオープン価格で、販売店や時期、送料、設置費、ポイント還元によって変動します。
2026年10月21日時点では発売前の予約段階だったため、購入者による使用レビューはまだ確認できませんでした。
設置できることが前提ですが、冷凍食品や作り置きを多く入れたい人、省エネ性を重視する人にはMR-PX17Nが有力です。
MR-P14Nは単純に劣るモデルではなく、幅・奥行・高さが小さく、購入費を抑えやすい点に明確なメリットがあります。
容量と収納力はMR-PX17Nが上
総容量はMR-PX17Nが170L、MR-P14Nが139Lで、31Lの差があります。
31Lの差は冷蔵室と冷凍室の両方に分かれており、食材や冷凍食品をまとめて保存するほどMR-PX17Nの余裕を活かしやすくなります。
冷蔵室は102L対86Lで16L差
販売店の掲載仕様では、冷蔵室容量はMR-PX17Nが102L、MR-P14Nが86Lです。
食品収納スペースの目安はMR-PX17Nが81L、MR-P14Nが68Lと紹介されており、実際に食品を入れられる空間では13Lの差があります。
冷蔵室内のスライドケースも、MR-PX17Nが13L、MR-P14Nが11Lです。
スライドケースは肉や魚、加工食品を分けて保存できるほか、350mL缶を立てて入れられます。
食材や飲み物をまとめ買いする人はMR-PX17N、必要な分をこまめに買う人はMR-P14Nを選びやすいでしょう。
なお、定格内容積は棚やケースなど一部の庫内部品を外して算出するため、実際に食品を収納できる空間の目安とは数値が異なります。
冷凍室は68L対53LでMR-PX17Nのみ3段構造
冷凍室容量はMR-PX17Nが68L、MR-P14Nが53Lで、15Lの差があります。
食品収納スペースの目安は45L対36Lと紹介されており、実際に食品を入れられる空間では9Lの差です。
MR-PX17Nは3段構造を採用しているため、冷凍食品や作り置き、小さな食品を分けて整理できます。
メーカーはMR-PX17Nについて、容量約33Lの買い物かご約1.3個分を収納できると案内しています。
冷凍食品をまとめ買いする人や、作り置きを冷凍する人には、容量だけでなく整理しやすさの面でもMR-PX17Nが向いています。
MR-P14Nも53Lの冷凍室を備えているため、冷凍ストックが多くなければコンパクトさとのバランスを取りやすいモデルです。
電気代はMR-PX17N、価格はMR-P14Nが安い
購入時の価格はMR-P14Nが安く、購入後の電気代はMR-PX17Nが安いという違いがあります。
本体価格だけならMR-P14Nが有利ですが、長く使う予定なら年間消費電力量の差も含めて検討する必要があります。
年間電気代はMR-PX17Nが約1,271円安い
年間消費電力量はMR-P14Nが288kWh、MR-PX17Nが247kWhで、MR-PX17Nの方が41kWh少なくなっています。
家電公取協の電力料金目安単価31円/kWhで計算すると、年間電気代はMR-P14Nが約8,928円、MR-PX17Nが約7,657円です。
MR-PX17Nは年間約1,271円、月平均では約106円安い計算です。
| 電気代の比較 | MR-P14N | MR-PX17N |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 288kWh | 247kWh |
| 年間電気代の目安 | 約8,928円 | 約7,657円 |
| 月平均の目安 | 約744円 | 約638円 |
| 5年間の目安 | 約44,640円 | 約38,285円 |
| 10年間の目安 | 約89,280円 | 約76,570円 |
MR-PX17Nはインバーターを搭載し、省エネ基準達成率も126%と、MR-P14Nの105%を上回ります。
販売店によっては年間電気代がMR-P14N約7,780円、MR-PX17N約6,670円と表示されていますが、これは27円/kWhで計算した金額と一致します。
実際の電気代は契約中の電力会社や料金プラン、周囲温度、扉の開閉回数、設定などで変わります。
三菱電機 冷蔵庫 MR-PX17N-W 170L 右開き 2ドア 幅53cm 省エネ設計 大容量冷凍室 スライドケース 耐熱トップテーブル ホワイト系
価格・在庫等は取得時点の情報です。
商品情報取得:
本体価格差は約9,000~11,000円で回収目安は約7~9年
発売時の市場想定価格は、MR-P14Nが約55,000円、MR-PX17Nが約66,000円と紹介されています。
2026年10月21日に価格.comで確認した表示最安は、MR-P14Nが54,780円、MR-PX17Nが63,800円でした。
市場想定価格では約11,000円、調査時の表示最安では9,020円の差があります。
この価格差を年間約1,271円の電気代差だけで回収するには、単純計算で約7.1~8.7年が目安です。
市場想定価格と31円/kWhの電気代が変わらないと仮定すると、10年間の単純合計はMR-P14Nが約144,280円、MR-PX17Nが約142,570円になります。
この条件では、10年間でMR-PX17Nが約1,710円安くなる試算です。
ただし、価格や電力単価は変動するため、購入時は次の費用も含めた支払総額を確認してください。
- 本体価格
- 送料・標準設置費
- 階段上げや特殊搬入費
- 古い冷蔵庫のリサイクル料金・収集運搬料
- 延長保証とポイント還元
設置サイズはMR-P14Nがコンパクトで共通機能も多い
限られた設置場所へ置きやすいのは、幅・奥行・高さのすべてが小さいMR-P14Nです。
本体寸法と販売店に掲載された最小設置スペースの目安は、次のとおりです。
| 比較項目 | MR-P14N | MR-PX17N |
|---|---|---|
| 外形寸法 | 幅500×奥行570×高さ1,184mm | 幅530×奥行603×高さ1,225mm |
| 最小設置スペースの目安 | 幅540×奥行570×高さ1,284mm | 幅570×奥行603×高さ1,325mm |
| 質量 | 36kg | 41kg |
MR-P14NはMR-PX17Nより幅が30mm、奥行が33mm、高さが41mm小さく、質量も5kg軽くなっています。
MR-PX17Nを置くには、最小設置スペースの目安として幅570mmと奥行603mmが必要です。
実際の設置条件によって必要な余裕が異なるため、本体が入るかだけでなく、ドアの開閉スペースや搬入経路も確認してください。
両機種に共通する主な機能は、次のとおりです。
- 面倒な霜取りが不要なファン式自動霜取り
- オーブンレンジや炊飯器を置ける耐熱約100℃トップテーブル
- 肉や魚、加工食品を整理できる冷蔵室スライドケース
- 汚れを拭き取りやすい全段ガラスシェルフ
- 庫内LED照明とタマゴトレイ2つ
- 可変式ドアポケットへの2Lペットボトル3本収納
- 開閉しやすい冷凍室のワイドハンドル
- マットオフホワイトとマットダークブラックの2色展開
自動製氷、独立製氷室、スマホアプリ操作、タッチオープンは、販売店の掲載仕様ではどちらにもありません。
耐熱トップテーブルは共通ですが、すべてのオーブンレンジや炊飯器を置けるわけではありません。
電子レンジを置く場合は、本体の幅と奥行だけでなく、脚の位置、放熱スペース、質量、扉を開いたときの高さまで確認してください。
MR-PX17Nは天面がMR-P14Nより41mm高いため、電子レンジの操作部へ手が届きやすいかも判断材料になります。
MR-P14NとMR-PX17Nはどっちがおすすめ?
省スペースと初期費用ならMR-P14N、容量・整理しやすさ・省エネ性ならMR-PX17Nが向いています。
設置できる寸法と普段の買い物量を先に確認すると、どちらが合うか判断しやすくなります。
省スペースと初期費用を優先するならMR-P14N
MR-P14Nがおすすめなのは、次のような人です。
- 幅54cm程度の設置スペースしか確保できない人
- 本体価格を約1万円抑えたい人
- 冷凍食品や作り置きがそれほど多くない人
- 食材を必要な分だけこまめに買う人
- 冷蔵庫上の電子レンジを少しでも低い位置に置きたい人
MR-P14NはMR-PX17Nより小さいものの、139Lの定格内容積と53Lの冷凍室を備えています。
収納量よりも置きやすさを優先し、購入時の負担を抑えたい場合に選びやすいモデルです。
一人暮らし向けの小型冷蔵庫なら、ハイアールのJR-SY15BR(148L)とJR-SY13AR(126L)も比較候補になります。
設置サイズや冷凍室の容量を重視する方は、JR-SY15BRとJR-SY13ARの違いを比較した記事も参考にしてください。
使用期間が7年より短い想定なら、電気代差だけでは本体価格差を回収しにくいため、MR-P14Nの初期費用の安さを活かしやすくなります。
容量・整理しやすさ・省エネ性を優先するならMR-PX17N
MR-PX17Nがおすすめなのは、次のような人です。
- 冷凍食品、作り置き、まとめ買いが多い人
- 170Lの容量と68Lの冷凍室を活用したい人
- 3段構造で冷凍室を整理したい人
- 年間消費電力量247kWhの省エネ性を重視する人
- 幅57cm、奥行60.3cm程度の設置スペースを確保できる人
- 7~9年以上使う予定で長期コストも考えたい人
MR-PX17Nは本体価格が高いものの、容量が31L大きく、年間電気代は約1,271円安い試算です。
冷凍室も15L大きく、3段構造で食品を整理しやすいため、自炊や冷凍ストックが多いほど違いを実感しやすくなります。
設置スペースと予算に問題がなければ、収納力と省エネ性を両立したMR-PX17Nが総合的にはおすすめです。
170L前後の三菱冷蔵庫を比較したい方は、168LのMR-P17Mと旧型MR-P17Kの違いも確認しておきましょう。
収納力・省エネ性能・価格の違いは、MR-P17MとMR-P17Kの違いを比較した記事で詳しく紹介しています。
一方、設置場所が狭い場合や収納量を必要としない場合は、コンパクトで購入費を抑えられるMR-P14Nが合理的な選択です。
参考・出典

