MR-BD46NとMR-BD46Mは、容量455L・本体サイズ・年間消費電力量などの基本性能が同じで、違いは「できちゃうV冷凍+」と節電機能、そして販売方法と価格です。
MR-BD46Nは2026年2月6日発売の新モデル、MR-BD46Mは2025年1月24日発売の型落ちモデルで、どちらも三菱電機の「置けるスマート大容量 BDシリーズ」です。
冷凍野菜を砕いて使う機能を日常的に活用したいならMR-BD46N、同じ容量とサイズを安く手に入れたいならMR-BD46Mが候補になります。
この記事では、両機種の違いと共通点を比較表で整理し、新型で変わった機能の中身と価格差を踏まえた選び方を解説します。
MR-BD46NとMR-BD46Mはどっちがおすすめ?使い方と予算で選ぶ
冷凍した野菜をこまめに砕いて使う人や製氷を止める時期がある人はMR-BD46N、それ以外で購入価格を抑えたい人はMR-BD46Mが選びやすいでしょう。
両機種は冷蔵室・野菜室・冷凍室などの容量配分まで同じなので、収納力や置き場所で迷う必要はありません。
455Lでは収納容量が足りないと感じる方は、同じ三菱電機の547Lモデルも検討してみてください。
MR-JW55NとMR-JW55Mの違いを比較した記事では、「できちゃうV冷凍+」の進化や冷蔵室の棚構造、価格差などを詳しく解説しています。
判断の分かれ目は、新型で加わった「できちゃうV冷凍+」「アイストップ・Eco」に、価格差を払う価値を感じるかどうかです。
MR-BD46Nがおすすめな人
- 冷凍した野菜を砕いて使う機能を、冷凍室のどの段に保存した食材でも、ボタン操作なしで使いたい人
- 冬場や旅行中など、製氷室を使わない時期に製氷室の冷気を抑えて節電したい人
- 取扱店舗が限定された正規取扱店で、新品を購入したい人
MR-BD46Nの「できちゃうV冷凍+」は、一度設定をONにすれば野菜を砕きたいときにいつでも砕けるように進化しています。
野菜をまとめ買いして冷凍保存する機会が多い家庭ほど、この使い勝手の差を実感しやすいでしょう。
MR-BD46Nの購入を検討している方は、口コミやデメリットも確認しておきましょう。
MR-BD46Nの口コミ・評判や購入前の注意点を解説した記事では、冷凍機能の特徴や収納力、設置サイズなどを詳しく紹介しています。
MR-BD46Mがおすすめな人
- 455Lの容量、幅60cmのサイズ、省エネ性能が同じなら、購入価格を抑えたい人
- 野菜を砕く機能は、使う前に食材を移してボタンを押す運用でも十分な人
- 製氷を一年中使うため、製氷室の節電機能を重視しない人
- 操作パネルで節電レベルを確認できる「節電モニター」を使いたい人
MR-BD46Mにも、冷凍した野菜を砕ける「できちゃうV冷凍」や、切れちゃう瞬冷凍A.I.、氷点下ストッカーD A.I.などの主要機能は搭載されています。
新機能へのこだわりが強くなければ、型落ちの価格メリットを優先しても基本的な使い勝手は大きく変わりません。
MR-BD46NとMR-BD46Mの違い・共通点を比較表で確認
三菱電機の公式仕様ページで機能の記載が異なるのは、冷凍室の野菜冷凍機能と節電関連機能の2点だけです。
これに加えて、MR-BD46Nは取扱店舗が限定され、原則としてメーカー指定価格で販売される点も購入時の違いになります。
| 項目 | MR-BD46N | MR-BD46M |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年2月6日 | 2025年1月24日 |
| 野菜を砕く冷凍機能 | できちゃうV冷凍+ | できちゃうV冷凍 |
| アイストップ・Eco | あり | 記載なし |
| 節電モニター | 記載なし | あり |
| 販売方法 | 取扱店舗限定・原則メーカー指定価格 | 公式ページに同様の記載なし |
| 価格.com最安価格(2026年10月14日時点) | 217,700円 | 151,980円 |
価格は時期や店舗によって変動するため、目安として確認してください。
一方、容量配分や本体サイズ、省エネ性能など、冷蔵庫としての基本スペックは次のとおり共通です。
| 項目 | MR-BD46N・MR-BD46M共通 |
|---|---|
| 定格内容積 | 455L |
| 各室容量 | 冷蔵室239L(うちフレッシュゾーン20L)、野菜室87L、冷凍室81L、切替室26L、製氷室22L |
| 外形寸法 | 幅600×奥行699×高さ1,821mm |
| 質量 | 104kg |
| 年間消費電力量 | 250kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 105%(目標年度2021年度) |
| 運転音 | 約15dB |
| ドア・配置 | 5ドア、ガラスドア、冷凍室が真ん中、右開き・左開きあり |
| カラー | フラットアンバーグレー(H)、フラットリネンホワイト(W) |
| 主な共通機能 | 全室独立おまかせA.I.、切れちゃう瞬冷凍A.I.、氷点下ストッカーD A.I.、朝どれ野菜室、霜ガード、部屋別おまかせエコ、スマートフォン連携、フレッシュエアフィルター |
| 生産国 | 日本製 |
各室容量と質量は価格.comのスペック表で、両機種とも同じ数値が掲載されています。
本体サイズと年間消費電力量が同じなので、どちらを選んでも設置条件やカタログ上の電気代に差はありません。
価格.comの年間電気代の目安も、1kWhあたり27円で計算した場合に両機種とも6,750円です。
新型で変わった機能はV冷凍+と節電機能の2つ
MR-BD46Nでの変更点は、野菜を砕く冷凍機能の使い勝手向上と、製氷室の節電機能の追加です。
どちらも冷蔵庫の容量や冷却性能そのものを変えるものではないため、自分の使い方で役立つかどうかを基準に判断しましょう。
できちゃうV冷凍+は冷凍室のどこでも・ボタン操作不要に
「できちゃうV冷凍」は、冷凍した野菜を手で砕いて、レシピに合わせたサイズに調整できる機能です。
MR-BD46MのV冷凍とMR-BD46NのV冷凍+は、砕く機能自体は共通ですが、使える場所と操作の手間が異なります。
| 項目 | MR-BD46N(V冷凍+) | MR-BD46M(V冷凍) |
|---|---|---|
| 対応する保存場所 | 冷凍室全体(上段・中段・下段) | 冷凍室の上段のみ |
| ボタン操作 | 最初に一度ONにすれば、以後はいつでも砕ける | 使うたびに設定が必要 |
| 対応食材 | 従来の11種類に6種類を追加 | 11種類 |
三菱電機は、V冷凍+について「保存スペースが冷凍室全体に拡張」し、従来必要だったボタン操作が不要になったと案内しています。
従来のV冷凍は、使いたいときに野菜を対象のケースへ移して設定し、約20~30分後に砕ける状態になり、その状態を保てるのは約1.5時間と紹介されています。
V冷凍+ではこの準備が不要になるため、調理の直前に思い立ってもすぐに冷凍野菜を砕いて使えます。
追加された食材は小松菜、マッシュルーム、オクラ、ピーマン、れんこん、かぼちゃの6種類で、食材によってはまるごと砕けると紹介されています。
ただし、食品の種類や大きさ、量、運転状況によっては砕きにくい場合があると公式に注記されています。
なお、生の食材をV冷凍+で冷凍する場合は、冷凍が完了するまで約一晩かかります。
アイストップ・Ecoと節電モニターの違い
節電関連では、MR-BD46Nに「アイストップ・Eco」が加わり、MR-BD46Mにあった「節電モニター」は新型の仕様に記載がありません。
| 機能 | 内容 | MR-BD46N | MR-BD46M |
|---|---|---|---|
| アイストップ・Eco | 製氷室を使わない時期に、製氷室の冷気をセーブして節電運転する | あり | 記載なし |
| 節電モニター | 温度設定や扉の開閉頻度から運転状況を判断し、操作パネルで節電レベルを知らせる | 記載なし | あり |
| 部屋別おまかせエコ | 家庭ごとの使い方を学習し、部屋別に電力を抑えて運転する | あり | あり |
アイストップ・Ecoは、氷を使わない冬場や旅行中などに製氷室だけ節電運転できる機能です。
公式サイトでは約15~25%の節電効果が示されていますが、これはMR-MZ60Nを使った三菱電機独自条件での測定値で、節電効果は機種によって異なるとされています。
MR-BD46Nでの具体的な節電量は公表されていないため、製氷を通年使う家庭では効果を得にくい機能と考えておくとよいでしょう。
一方の節電モニターは、電力を減らす運転ではなく、節電の状態を操作パネルで確認するための機能です。
価格差と買い方の違いを確認して最終判断する
価格.comの最安価格で比べると、MR-BD46NはMR-BD46Mより約6.6万円高く、この差をV冷凍+とアイストップ・Ecoに払うかどうかが最終的な判断基準です。
| 項目 | MR-BD46N | MR-BD46M |
|---|---|---|
| 価格.com最安価格 | 217,700円 | 151,980円 |
| 価格.comの価格帯 | 217,700~253,000円(28店舗) | 151,980~186,945円(17店舗) |
| 色別の最安価格 | H・Wとも217,700円~ | W:151,980円~、H:181,500円~ |
| 販売方法 | 取扱店舗限定・原則メーカー指定価格 | 公式ページに同様の記載なし |
価格はいずれも2026年10月14日時点の価格.comの掲載で、時期や店舗によって変動します。
MR-BD46Nは公式ページで「お取り扱い店舗を限定」「原則として、メーカー指定価格での販売」と案内されています。
三菱電機は2026年1月23日から「三菱家電製品 正規取扱店制度」を始めており、正規取扱店を通じて配送や据付、故障時の対応などのアフターフォローを行うとしています。
そのため、MR-BD46Nは大幅な値引きを期待するより、正規取扱店で購入する前提で検討するのが現実的です。
MR-BD46Mは調査時点でも複数の店舗で販売されていますが、型落ちモデルのため、色によって価格差があり、在庫や左開きタイプの有無も店舗ごとに確認が必要です。
価格.comでは、MR-BD46Mのフラットリネンホワイト(W)とフラットアンバーグレー(H)で最安価格に約3万円の差があります。
なお、MR-BD46Mにも従来の「できちゃうV冷凍」は搭載されているため、型落ちを選んでも冷凍野菜を砕く機能そのものは使えます。
冷凍野菜をこまめに使い、製氷を止める時期もある家庭なら、使い勝手が向上したMR-BD46Nを選ぶ価値があります。
容量やサイズ、省エネ性能が同じ点を重視し、浮いた予算を優先したいなら、在庫があるうちにMR-BD46Mを選ぶのが合理的です。
同じ455Lクラスで他メーカーの冷蔵庫も比較したい方は、シャープのモデルも候補になります。
SJ-XW46RとSJ-XW46Pの違いを比較した記事では、左右どちらからでも開けられるドアの機能や設置サイズ、電気代、価格差を紹介しています。
参考・出典

