WH-CH730Nは、WH-CH720Nから折りたたみ対応、最大75時間のバッテリー、LE Audio、10バンドEQ、通話機能などが進化した後継モデルです。
一方で重量は約15g増え、30mmドライバーやDSEEなど共通する部分もあるため、すべての人に新型が必要とは限りません。
この記事ではスペックや価格だけでなく、持ち運び、ノイキャン、音質、Bluetooth、買い替え価値まで比較し、新規購入とWH-CH720N所有者それぞれに合う選び方を分かりやすく整理します。
WH-CH730NとWH-CH720Nの違いは?まず結論を比較
WH-CH730Nは、折りたたみ・バッテリー・接続機能・通話機能を中心に使い勝手が広く進化した後継モデルです。
新規購入で価格差が小さいならWH-CH730Nを選びやすく、少しでも軽いヘッドホンが欲しいならWH-CH720Nにも明確なメリットがあります。
まずは、「結局どこが違うの」と迷っている人向けに、購入判断に直結するポイントだけを比較します。
| 比較項目 | WH-CH730N | WH-CH720N |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年9月18日予定 | 2023年3月3日 |
| 価格 | 市場推定22,000円前後 | ソニーストア20,900円 |
| 重量 | 約207g | 約192g |
| 折りたたみ | 対応 | 非対応 |
| NC ON時の再生 | 最大50時間 | 最大35時間 |
| NC OFF時の再生 | 最大75時間 | 最大50時間 |
| Bluetooth | Version 6.0 | Ver.5.2 |
| コーデック | SBC・AAC・LC3 | SBC・AAC |
| LE Audio | 対応 | 公式仕様で確認できず |
| イコライザー | 10バンド+ゲーミングEQ | 従来5バンド |
| ドライバー | 30mm | 30mm |
| マルチポイント | 2台 | 2台 |
| 有線接続 | 対応 | 対応 |
違いが大きいのは、音を鳴らす基本部分よりも日常での使いやすさです。
たとえば月曜の朝、ヘッドホンをバッグに入れて通勤し、そのまま会社のWeb会議でも使うなら、折りたためて電池も長く持つWH-CH730Nの進化を感じやすくなります。
反対に、自宅で音楽を聴く時間が中心で、「折りたためなくてもいいから軽いほうがいい」という人なら、約192gのWH-CH720Nは今でも選択肢に残ります。
音質だけを理由に「新型だから必ず上」と判断するのは避けたほうがいいです。
両モデルとも30mmドライバー、DSEE、360 Reality Audioに対応しており、公式仕様だけでは聴感上の優劣まで断定できません。
WH-CH730Nで分かりやすく変わったのは、10バンドEQやゲーミングEQなど、自分好みに音を調整する機能です。
「新型だから全部上位」ではなく、携帯性・電池・接続・通話の追加機能に価値を感じるかで選ぶのがポイントです。
価格についても条件をそろえて見る必要があります。
WH-CH730Nの22,000円前後は発売時の市場推定価格で、WH-CH720Nの20,900円は2026年9月9日時点のソニーストア表示価格なので、単純な差額だけで安さを決めることはできません。
実売価格の差が小さければ新機能の多いWH-CH730Nが有力になり、WH-CH720Nがセールで大きく値下がりすれば判断は変わります。
なお、WH-CH730Nは2026年9月18日発売予定のため、調査時点では長期間使ったユーザーレビューが十分に蓄積していません。
耐久性や数カ月使ったあとの装着感まで旧型と比べたい場合は、発売後の情報も確認してから判断する方法があります。
WH-CH720Nを持っていてWH-CH730Nへ買い替えるなら、旧モデルをそのまま保管するより、買取価格を確認してみるのもおすすめです。
持ち運びやすさとバッテリーはWH-CH730Nが進化
外へ持ち出す機会が多い人ほど、WH-CH730Nの折りたたみ対応と長時間バッテリーは大きなメリットになります。
その代わり重量は約15g増えているため、携帯性と軽さのどちらを優先するかで評価が分かれます。
ここでは毎日の持ち歩きと充電頻度に関わる違いを見ていきます。
折りたたみ対応と約15gの重量差を比較
WH-CH730Nで分かりやすく変わったのが、折りたたみ機構を採用したことです。
使わないときにコンパクトな形にできるため、通勤バッグや旅行用の荷物へ収納するときに扱いやすくなりました。
金曜の夜、仕事を終えてそのまま一泊旅行へ向かう場面を想像すると、ヘッドホンのためだけにバッグの広い空間を確保したくないですよね。
WH-CH720Nは軽量さが魅力ですが、従来モデルについては折りたためない点を弱点として挙げるレビューもありました。
持ち運ぶときの形を小さくできる点では、WH-CH730Nのほうが使いやすくなっています。
ただし、軽さだけを見ると結果は逆です。
| モデル | 重量 | 折りたたみ |
|---|---|---|
| WH-CH730N | 約207g | 対応 |
| WH-CH720N | 約192g | 非対応 |
WH-CH730NはWH-CH720Nより約15g重くなっています。
ソニーはWH-CH730Nでヘッドバンドやイヤーパッド、側圧の設計も見直していますが、15gの差をどう感じるかは装着する人によって変わります。
「新型のほうが軽い」と思い込んで選ぶと、数字上は逆なので注意が必要です。
自宅や職場で長時間装着し、折りたたむ必要がほとんどないならWH-CH720Nの軽さには価値があります。
電車移動や出張でバッグへ入れることが多いなら、多少重くても折りたためるWH-CH730Nのほうが便利です。
最大75時間再生と充電まわりの違い
バッテリー持続時間は、WH-CH730Nでかなり伸びています。
ノイズキャンセリングONでは最大35時間から最大50時間へ、OFFでは最大50時間から最大75時間へ延長されました。
| 項目 | WH-CH730N | WH-CH720N | 差 |
|---|---|---|---|
| NC ON時 | 最大50時間 | 最大35時間 | 15時間増 |
| NC OFF時 | 最大75時間 | 最大50時間 | 25時間増 |
| 満充電時間 | 約3時間 | 約3.5時間 | 約30分短縮 |
| 急速充電 | 3分で約1時間、10分で約4.5時間 | 3分で約1時間、10分で約4.5時間 | ほぼ同等 |
NC ON時は約43%、NC OFF時は50%長くなった計算です。
「昨日充電したか思い出せない」という状態でも余裕を持ちやすく、充電回数そのものを減らしたい人には分かりやすい進化です。
数日間の出張や旅行で充電器を使う回数を減らしたいなら、WH-CH730Nの最大75時間再生は強いメリットになります。
満充電までの時間も約3.5時間から約3時間へ短くなっています。
一方で急速充電は両モデルとも3分で約1時間、10分で約4.5時間再生できるため、この部分だけなら新旧で大きな差はありません。
朝になって充電を忘れていたことに気づいても、身支度をしているあいだに短時間充電できる点はどちらも便利です。
公称の再生時間は所定条件で測定された数値で、実際の持続時間は音量や設定、通信状況によって変わります。
バッテリーの数字だけをそのまま実使用時間と考えず、両モデルを同じ基準で比較するための目安として見るのが分かりやすいです。
ノイキャン・音質・通話性能の違いを比較
WH-CH730Nは、音質そのものを大きく作り替えたというより、外音取り込み・音の調整・通話の使いやすさを強化したモデルです。
30mmドライバーやDSEEなど共通する部分も多いため、音楽再生と通話を分けて違いを見ると、新旧モデルの差が分かりやすくなります。
特にWeb会議や外出先での利用が多い人は、スペック表だけでは見えにくいWH-CH730Nの進化を確認しておきたいところです。
外音取り込みは自然さが改善、ANCの定量差は未公表
WH-CH730Nは、2つのマイクで周囲の騒音を捉えるデュアルノイズセンサーを使ったノイズキャンセリングに対応しています。
ソニーは新型について、外音取り込み時の信号処理やパラメーターを調整し、WH-CH720Nより周囲の声や音を自然に聞けるよう改善したと説明しています。
公式に新旧の差が明記されているのは、ノイズを何%多く消せるかではなく、外音取り込みの自然さです。
外音取り込み量は20段階で調整でき、声を聞き取りやすくするボイスフォーカスにも対応しています。
駅のホームで音楽を聴きながらアナウンスも確認したい場面なら、完全に遮断する性能だけでなく、必要な音へ切り替えやすいことも使い勝手につながります。
WH-CH730NのANC性能がWH-CH720Nより何%高い、何dB強いといった数値は、調査時点の日本向け公式情報では確認できません。
そのため、「新型はノイキャン性能が大幅アップ」と数値の裏付けなしに判断するより、公式に確認できる外音取り込みの改善を比較材料にするほうが確実です。
価格・在庫等は取得時点の情報です。
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WH-CH720Nを持っていてWH-CH730Nへ買い替えるなら、旧モデルをそのまま保管するより、買取価格を確認してみるのもおすすめです。
30mmドライバーは共通、EQと通話機能は新型が強化
音を鳴らす基本部分を見ると、WH-CH730NとWH-CH720Nはどちらも30mmドライバーを搭載しています。
DSEEと360 Reality Audioにも両モデルが対応しており、「新型はドライバーが大型化したから音質が上がった」という違いではありません。
| 比較項目 | WH-CH730N | WH-CH720N |
|---|---|---|
| ドライバー | 30mm | 30mm |
| DSEE | 対応 | 対応 |
| 360 Reality Audio | 対応 | 対応 |
| イコライザー | 10バンド+ゲーミングEQ | 従来5バンド |
| 通話ノイズ低減 | AIによる音分類を利用 | 高精度ボイスピックアップ対応 |
音楽用途で明確に進化したのは、5バンドから10バンドへ拡張されたイコライザーとゲーミングEQです。
低音を少し抑えてボーカルを前に出したいなど、細かく自分好みへ調整したい人ほど新型のメリットを感じやすくなります。
ただし、公式仕様だけを根拠に「WH-CH730Nのほうが必ず高音質」と言い切ることはできません。
WH-CH720Nから音質だけを目的に買い替える場合は、実際の聴感差を確認してから決めるのが適しています。
一方、通話性能はWH-CH730Nで追加された機能がはっきりしています。
両モデルともビームフォーミングなどを使って声を拾いますが、WH-CH730NではAIによる音の分類とノイズ低減、マイク位置の最適化が取り入れられています。
スーパーワイドバンド接続にも対応し、対応するスマートフォンとの組み合わせでは従来のワイドバンドより広い音声帯域を利用できます。
自宅で夕方のオンライン会議に入り、近くで生活音がしているような状況では、音楽再生の差より通話まわりの強化を重視したくなる人もいるはずです。
スーパーワイドバンドはヘッドホン単体で使える機能ではなく、接続するスマートフォン側の対応も必要です。
Bluetoothと新機能はWH-CH730Nが大きく拡張
接続規格と日常向け機能の新しさでは、WH-CH730NがWH-CH720Nを大きく上回ります。
Bluetooth 6.0やLC3だけでなく、LE Audio、Auracast、セーフリスニングなど、長く使ううえで意味のある機能が追加されています。
一方で、マルチポイントなど旧型にもある機能まで新型だけの特徴だと思わないよう整理しておきましょう。
LC3・LE Audio・Auracast対応で接続機能が進化
WH-CH730NはBluetooth Version 6.0に対応し、コーデックにはSBCとAACに加えてLC3が追加されています。
WH-CH720NはBluetooth Ver.5.2で、対応コーデックはSBCとAACです。
| 接続機能 | WH-CH730N | WH-CH720N |
|---|---|---|
| Bluetooth | Version 6.0 | Ver.5.2 |
| コーデック | SBC・AAC・LC3 | SBC・AAC |
| LE Audio | 対応 | 公式仕様で確認できず |
| Auracast | 対応 | 公式ページで確認できず |
| マルチポイント | 2台 | 2台 |
| マルチペアリング | 最大8台 | 最大8台 |
新型のポイントはBluetoothの数字が6.0になったことより、LE AudioとLC3、Auracastを利用できるようになったことです。
LE Audioは新しいBluetoothオーディオの仕組みで、対応機器との組み合わせでは低遅延を生かした使い方などが可能になります。
Auracast Broadcast Audioにも対応しており、対応環境では配信されている音声を受信する新しい使い方ができます。
動画やゲームをスマートフォンで楽しむ人にとっては、購入後すぐの便利さだけでなく、今後対応機器が増えたときの選択肢も比較材料になります。
Bluetooth 6.0だから、どのスマートフォンでも自動的に低遅延になるわけではありません。
LC3やLE Audio、Auracastを使うには接続する機器や利用環境側の対応条件も関係します。
なお、スマートフォンとPCを同時につなぐ2台マルチポイントと最大8台のマルチペアリングは、WH-CH720Nも対応しています。
「新型になって初めて2台同時接続できるようになった」という違いではないため、ここは比較時に混同しやすいポイントです。
セーフリスニング・最大音量制限・いたわり充電を追加
WH-CH730Nでは、接続規格以外にも日常的な使い方を支える機能が増えています。
- セーフリスニング:音圧の記録を蓄積し、WHO推奨限度との比較を確認できる
- 最大音量制限:Sony Sound Connectアプリから最大音量を5段階で設定できる
- いたわり充電:満充電になる前に充電を止め、電池への負担を抑える
WH-CH730Nは「何時間使えるか」だけでなく、耳やバッテリーへ負担をかけすぎないための機能まで増えています。
夜に動画を見ているうちに音量を上げすぎてしまう人なら、最大音量をあらかじめ制限できることには実用的な意味があります。
セーフリスニングでは普段どれくらいの音量で聴いているかを確認できるため、長時間ヘッドホンを使う習慣がある人にも役立ちます。
いたわり充電は最大再生時間の長さとは別の視点で、バッテリーを長く使うことを意識した機能です。
WH-CH720Nの商品ページでは、これら3つを同等の主要機能として確認できないため、新型の追加要素として比較できます。
一方、有線接続や2台マルチポイントといった基本機能は両モデルで使えるため、それだけを目的にWH-CH730Nへ乗り換える必要はありません。
新しい接続規格を使いたい人、音量管理や電池保護まで含めて長く使いたい人ほど、WH-CH730Nの追加機能に価値があります。
WH-CH730NとWH-CH720Nの違いで選ぶならどっち?
新規購入なら価格差が小さい限りWH-CH730N、軽さを最優先するならWH-CH720Nが選びやすい結論です。
すでにWH-CH720Nを持っている人は、新型になったという理由だけで買い替える必要はありません。
折りたたみや長時間バッテリー、LE Audio、通話機能など、自分が実際に使いたい進化があるかで判断すると失敗を減らせます。
新規購入は価格差が小さければWH-CH730Nが有力
これから初めて購入するなら、実売価格の差が小さい場合はWH-CH730Nを優先しやすいです。
折りたたみ、最大75時間の再生、LC3・LE Audio対応、10バンドEQ、通話機能、セーフリスニングなど、日常で使える追加機能が多いためです。
たとえばECサイトで2機種を見比べていて、「数千円以内の差ならどちらにしよう」と迷っているなら、今後使える機能まで含めてWH-CH730Nを選ぶ理由が増えます。
通勤・旅行・Web会議まで1台でこなしたい人には、WH-CH730Nの進化が特にかみ合います。
反対に、WH-CH720Nを選ぶ大きな理由は約192gという軽さです。
ヘッドホンを折りたたんで持ち歩かず、自宅で長時間装着することが多いなら、約207gのWH-CH730Nより15g軽いことを優先する選び方もできます。
価格を比べるときは、WH-CH730Nの市場推定価格22,000円前後と、WH-CH720Nのソニーストア価格20,900円が同じ条件の価格ではない点に注意してください。
WH-CH720Nがセールなどで大きく安くなっている場合は、必要な機能との差額を見て判断するのが現実的です。
WH-CH720Nからの買い替えは追加機能の必要性で判断
WH-CH720Nをすでに使っているなら、音質だけを目的にWH-CH730Nへ買い替える優先度は高くありません。
両モデルは30mmドライバー、DSEE、360 Reality Audioなど共通する部分があり、公式仕様だけでは音質が明確に上位になったとは断定できないためです。
買い替えを検討するなら、次の機能を実際に使いたいか確認すると判断しやすくなります。
- バッグへ収納しやすい折りたたみ機構が欲しい
- NC ONで最大50時間、OFFで最大75時間使いたい
- LC3・LE Audio・Auracastを利用したい
- 10バンドEQで音を細かく調整したい
- AIを使った通話ノイズ低減を活用したい
- 最大音量制限やいたわり充電を使いたい
「今のWH-CH720Nで特に困っていない」と感じるなら、そのまま使い続ける選択も十分に合理的です。
一方、出張前に毎回収納しづらさを感じたり、充電回数をもっと減らしたかったりするなら、新型の改善点がそのまま買い替え理由になります。
WH-CH730NとWH-CH720Nの違いは、単純な新旧の優劣ではなく、自分が追加された機能を使うかどうかで判断するのが結論です。
軽さと基本機能で十分ならWH-CH720N、携帯性・電池持ち・新しい接続規格・通話機能まで求めるならWH-CH730Nが向いています。
WH-CH720Nを持っていてWH-CH730Nへ買い替えるなら、旧モデルをそのまま保管するより、買取価格を確認してみるのもおすすめです。

