三菱電機の1ドア冷凍庫「MF-U14P」と「MF-U14K」の違いは、黒の本体色・デザインと、わずかな省エネ性能の差だけです。
容量144L、幅48cmの本体サイズ、霜取りや急冷といった冷凍庫としての機能は共通しています。
この記事では、両機種の違いと共通点を比較表で整理し、電気代と価格の差、どっちを選ぶべきかまで解説します。
MF-U14PとMF-U14Kの違いは「黒の色・デザイン」と「わずかな省エネ差」
MF-U14Pは2026年10月9日発売の新モデルで、2024年10月18日発売のMF-U14Kの後継にあたります。
どちらも三菱電機のホームフリーザー「Uシリーズ」の1ドア・144Lタイプです。
新旧で変わったのは、黒モデルの色(マットサンドブラック/サファイアブラック)とパネル周りのデザイン、年間消費電力量(445kWh/449kWh)です。
違いと主な共通点を一覧にすると、次のとおりです。
| 項目 | MF-U14P | MF-U14K |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年10月9日 | 2024年10月18日 |
| カラー | マットサンドブラック/ホワイト | サファイアブラック/ホワイト |
| 省エネ基準達成率 | 106% | 105% |
| 年間消費電力量 | 445kWh/年 | 449kWh/年 |
| 年間電気代の目安 | 12,015円 | 12,123円 |
| 実売価格(価格.com最安) | 69,800円 | 47,000円 |
| 定格内容積 | 144L(共通) | |
| 本体サイズ | 幅480×奥行586×高さ1,291mm(共通) | |
| 運転音 | 約23dB(共通) | |
年間電気代の目安は価格.comの表示、実売価格は2026年10月10日時点の価格.com最安価格です。
価格は日々変動するため、購入前に最新の価格を確認してください。
表のとおり、容量やサイズなど冷凍庫としての基本性能に差はなく、比較のポイントは見た目と価格に絞られます。
なお、同じUシリーズには121Lの「MF-U12P」「MF-U12K」や、2ドア218Lの「MF-U22P」もあります。
型番が1文字違いで容量やドア数が変わるため、購入時は「U14」の144Lモデルかどうかを確認しましょう。
色・デザインの違い|マットサンドブラックとサファイアブラック
黒を選ぶ場合、MF-U14Pはマット調の「マットサンドブラック」MF-U14Kは「サファイアブラック」と、色名も質感も異なります。
ホワイトはどちらの機種にも用意されています。
| 色記号 | MF-U14P | MF-U14K |
|---|---|---|
| -B | マットサンドブラック | サファイアブラック |
| -W | ホワイト | ホワイト |
同じ「-B」でも色名が違うため、通販で注文するときは型番の末尾だけでなく色名まで確認が必要です。
MF-U14Pのマットサンドブラックは、トレンドのマットな質感を再現した面材で、表面は凹凸のない清潔感を保ったデザインと紹介されています。
あわせてパネル周りのデザインも変更され、よりスタイリッシュな外観になったとされています。
三菱電機は今回のUシリーズについて、本体カラー、パネルデザインを刷新し、居住空間になじみやすいデザインにしたと発表しています。
リビングや寝室など人目につく場所に置くなら、マットな黒のMF-U14Pは選ぶ理由になります。
リビングやキッチンに置くセカンド冷凍庫を探している方は、デザイン性や静音性も比較しておきたいポイントです。
ほかのメーカーも検討したい方は、AQUAのAQF-FA13Aの口コミ・評判を紹介した記事も参考にしてください。134Lの収納力や静音性、冷凍・冷蔵切り替え機能などを詳しく紹介しています。
一方、キッチンの奥や脱衣所など見た目を気にしない場所に置く場合は、デザインの差は判断材料になりにくいでしょう。
ホワイト同士でどの程度外観が変わったのかについて、公式に詳しい説明はありません。
また、MF-U14Kの公式ページには「抗菌ハンドル」の特長が掲載されていますが、MF-U14Pの公式ページにはこの記載がありません。
ハンドルの抗菌仕様を重視する場合は、購入前に販売店やメーカーへ確認してください。
省エネ性能と価格差|電気代の差は年108円ほど
MF-U14Pは省エネ性能がわずかに上がっていますが、電気代の差は年108円ほどで、価格差を埋めるほどではありません。
省エネ基準達成率はMF-U14Pが106%、MF-U14Kが105%です。
年間消費電力量はMF-U14Pが445kWh・MF-U14Kが449kWhで、差は年4kWhです。
価格.comが表示する年間電気代の目安は、MF-U14Pが12,015円、MF-U14Kが12,123円となっています。
| 項目 | 差 |
|---|---|
| 年間消費電力量 | 4kWh(MF-U14Pが少ない) |
| 年間電気代の目安 | 108円(MF-U14Pが安い) |
| 実売価格(2026年10月10日時点) | 22,800円(MF-U14Kが安い) |
価格差22,800円を年108円の電気代差で取り戻すには、計算上200年以上かかります。
省エネ性能の向上は、MF-U14Pを選ぶ決め手にはなりにくいと考えてよいでしょう。
なお、MF-U14Pの発売時の市場想定価格は66,000円前後とされており、発売直後の現在はこれを上回る実売価格です。
今後MF-U14Pの価格がこなれて、MF-U14Kとの差が縮まる可能性もあります。
実売価格や在庫は日々変動するため、購入時点で両機種の価格差を確認してから決めてください。
容量・サイズ・冷凍機能は共通
容量、本体サイズ、据付スペース、冷凍機能は両機種で共通しており、使い勝手に差はありません。
三菱電機の公式仕様ページでも、定格内容積と据付スペースの図は両機種で同じ内容です。
| 項目 | 共通仕様 |
|---|---|
| 定格内容積 | 144L(食品収納スペースの目安104L) |
| 質量 | 35kg |
| ドア | 1ドア・右開き |
| 据付スペース(最小) | 上方100mm、左右各20mm、背面100mm |
| 霜取り | ファン式自動霜取 |
| 急冷 | 急冷ボタン+アルミトレイ |
| その他の冷凍機能 | プレクール運転 |
| トップテーブル | 耐熱(約100℃)、耐荷重30kgまで |
| 収納 | 引き出し式の大容量収納ケース5段、扉ポケット |
据付スペースは最小の目安で、設置条件によって若干異なるため、10mm程度の余裕をとるよう公式に案内されています。
本体サイズと据付スペースが同じなので、MF-U14Kを置く予定だった場所にはMF-U14Pもそのまま置けます。
三菱のMF-U14PとMF-U14Kは幅48cmですが、設置スペースが限られている場合は、さらにスリムな冷凍庫も選択肢になります。
東芝GF-A11HSの口コミ・メリット・デメリットを解説した記事では、幅36.4cmのスリム設計や108Lの収納力、電気代などを詳しく紹介しています。置き場所に悩んでいる方は、こちらも参考にしてください。
ファン式自動霜取により、どちらも手作業での霜取りは不要です。
プレクール運転は、霜取り運転に入る前にあらかじめ庫内を冷やし、温度上昇を抑える機能です。
急冷ボタンとアルミトレイを使えば、食品をすばやく冷やして冷凍でき、温度調節や急冷の操作は扉を開けずに行えます。
天面のトップテーブルにはオーブンレンジや炊飯器などを置けますが、オーブンレンジのタイプやサイズによっては置けない場合があります。
収納ケースは引き出し式の5段で、透明なケースのため引き出さなくても中の食品を確認できると紹介されています。
同じくらいの容量でほかの冷凍庫も比較したい方は、COMFEEの135Lモデルも候補になります。
COMFEE RCU140WH1JPの口コミ・評判をまとめた記事では、収納力や電気代、扉の開けやすさなどを詳しく紹介しています。三菱の144Lモデルと比較して、自分に合う冷凍庫を選ぶ参考にしてください。
MF-U14Kも発売時に「引き出し式のクリアケース」と紹介されており、収納面の使い勝手も両機種で変わらないと考えられます。
MF-U14PとMF-U14Kはどっちがおすすめ?
冷凍庫としての性能は同じなので、価格を重視するならMF-U14K、マットな黒のデザインを重視するならMF-U14Pがおすすめです。
| おすすめの機種 | 向いている人 |
|---|---|
| MF-U14K |
|
| MF-U14P |
|
ホワイトを選ぶ場合は、両機種とも同じ色名で、デザイン面の違いもはっきり示されていないため、価格の安いMF-U14Kを選びやすいでしょう。
一方、黒を選ぶ場合はマットサンドブラックとサファイアブラックで質感が異なるため、好みに合うかどうかが判断のポイントになります。
MF-U14PとMF-U14Kは、容量144L・幅48cmのサイズ・冷凍機能が共通で、電気代の差も年108円ほどです。
そのため、約2.3万円の価格差に見合うのは、マットサンドブラックの見た目に価値を感じる場合に限られます。
迷った場合は、購入時点の価格差を確認し、差が大きいうちはMF-U14Kを選ぶのが合理的です。
参考・出典

