MR-C37NとMR-C33Nの大きな違いは、冷蔵室の容量と本体の高さです。
MR-C37Nは365L、MR-C33Nは330Lですが、35Lの差はすべて冷蔵室にあり、冷凍室80Lと野菜室70Lは共通しています。
主要機能もほぼ同じなので、作り置きや飲料を多く入れるならMR-C37N、高さや購入費を抑えたいならMR-C33Nが選びやすいです。
この記事では、容量・サイズ・機能・消費電力量・価格の違いを整理し、どちらが自分に合うか迷わず判断できるように比較します。
MR-C37NとMR-C33Nの違いは冷蔵室35Lと高さ12.2cmが中心
MR-C37NとMR-C33Nの大きな違いは、冷蔵室の容量と本体の高さです。
主要な保存機能はほぼ共通なので、機能の多さより「冷蔵室をどれだけ使うか」「高さ1,820mmを置けるか」で考えると選びやすくなります。
容量・サイズ・電気代・価格の違いを比較表で確認
まずは、購入判断に関わりやすい違いだけをまとめて確認してみましょう。
MR-C37Nは365L、MR-C33Nは330Lで、総容量には35Lの差があります。
| 比較項目 | MR-C37N | MR-C33N |
|---|---|---|
| 定格内容積 | 365L | 330L |
| 冷蔵室 | 215L | 180L |
| 冷凍室 | 80L | 80L |
| 野菜室 | 70L | 70L |
| 本体サイズ | 幅600×奥行656×高さ1,820mm | 幅600×奥行656×高さ1,698mm |
| 質量 | 69kg | 63kg |
| 年間消費電力量 | 345kWh/年 | 338kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 101% | 101% |
| 発売時の市場想定価格 | 約165,000円 | 約143,000円 |
幅600mmと奥行656mmは共通で、サイズ差が出るのは高さです。
MR-C37NはMR-C33Nより122mm、つまり12.2cm高くなっています。
冷蔵庫の上に棚や収納がある場合は、容量を比べる前に高さを確認しておく必要があります。
販売店の掲載値では、必要設置高さの目安はMR-C37Nが約1,870mm、MR-C33Nが約1,748mmです。
三菱電機も据え付け時には、表示された最小スペースに対して設置条件に応じた余裕を取るよう案内しています。
年間消費電力量はMR-C37Nが345kWh、MR-C33Nが338kWhで、差は7kWhです。
省エネ基準達成率はどちらも101%なので、省エネ性能に大きな差がある2機種ではありません。
発売時の市場想定価格については、MR-C37Nが約165,000円、MR-C33Nが約143,000円と紹介されており、その差は約22,000円でした。
実売価格は変動するため、購入時にはその時点の販売価格を比べてください。
なお、型番がよく似たMR-CX37NやMR-CX33Nは、今回比較しているCシリーズとは別の製品です。
検索や価格比較をするときは、型番に「X」が入っていないMR-C37N・MR-C33Nを確認してください。
35Lの容量差はすべて冷蔵室で冷凍室と野菜室は同じ
365Lと330Lだけを見ると、「MR-C37Nなら冷凍食品もたくさん入る」と感じるかもしれません。
じつは、35Lの容量差はすべて冷蔵室にあり、冷凍室と野菜室の容量は同じです。
- MR-C37N:冷蔵室215L・冷凍室80L・野菜室70L
- MR-C33N:冷蔵室180L・冷凍室80L・野菜室70L
つまり、MR-C37Nで増える35Lは冷蔵食品を入れるための余裕と考えるのが分かりやすいです。
作り置きのおかず、牛乳やお茶、調味料、デザートなど、冷蔵室に入れるものが多い家庭ほど差を生かしやすくなります。
たとえば週末の夕方、数日分のおかずをまとめて作り、飲料まで冷蔵庫へ入れようとして「もう棚に余裕がない」と感じる場面です。
こうした使い方なら、冷蔵室が180Lから215Lへ広がるMR-C37Nが候補になります。
反対に、まとめ買いの中心が冷凍食品なら話は変わります。
冷凍室はどちらも80Lなので、冷凍容量を増やす目的だけでMR-C37Nを選ぶメリットはありません。
野菜室も両機種70Lで共通です。
容量差を見るときは「35L大きい」ではなく、「冷蔵室だけ35L広い」と捉えることが選び分けのポイントです。
MR-C37NとMR-C33Nはどっちがおすすめか
どちらがおすすめかは、冷蔵室215Lの余裕に価値を感じるか、それとも本体の低さと購入費を優先するかで決まります。
冷蔵食品を多く保存するならMR-C37N、高さと初期費用を抑えたいならMR-C33Nが選びやすい結論です。
MR-C37Nは作り置きや飲料など冷蔵食品を多く入れる人向き
MR-C37Nが向いているのは、180Lの冷蔵室では余裕が足りないと感じる人です。
冷蔵室が215Lあるため、MR-C33Nより35L多く冷蔵スペースを確保できます。
- 数日分の作り置きをまとめて冷蔵する
- 牛乳やお茶、ジュースなどの飲料を複数入れる
- 冷蔵食品をまとめ買いすることが多い
- 冷蔵室にゆとりを持たせて整理したい
平日の夜に翌日分のおかずを保存しようとしたら、鍋や保存容器を置く場所が残っていないという状況はけっこう困ります。
そんな使い方が多いなら、35Lの差は数字以上に実感しやすくなります。
一方で、冷凍室80Lと野菜室70LはMR-C33Nと変わりません。
「大きいモデルだから全部の収納室が広い」と考えて選ぶと、期待していた違いとずれる可能性があります。
本体高さは1,820mmあるため、設置場所の上に棚がある家庭では事前確認が欠かせません。
高さを確保できて、冷蔵室の余裕を優先したい人にMR-C37Nは合っています。
MR-C37Nを選ぶ理由は高機能だからではなく、共通機能を保ったまま冷蔵室を35L広く使えることです。
MR-C33Nは高さと購入費を抑えたい人向き
MR-C33Nは、冷蔵室180Lで足りるなら無理に上位容量を選ばずに済むモデルです。
幅と奥行はMR-C37Nと同じですが、高さは1,698mmに抑えられています。
冷蔵庫置き場の上に吊り戸棚があると、「横幅は入るのに高さが足りない」ということがありますよね。
MR-C33NはMR-C37Nより12.2cm低いため、高さ方向に余裕を取りたい場合に選びやすくなります。
発売時の市場想定価格では、MR-C33Nのほうが約22,000円低い水準でした。
価格は購入時期や店舗で変わりますが、冷蔵室35Lの追加容量が必要ないなら、初期費用を抑える判断につながります。
年間消費電力量もMR-C33Nのほうが7kWh少ないものの、差は小さく、両機種の省エネ基準達成率は同じ101%です。
電気代だけで機種を決めるより、冷蔵室の容量と設置できる高さを優先して比べるほうが選びやすいです。
冷凍室は80L、野菜室は70LでMR-C37Nと同じなので、そこに不満がなければMR-C33Nでも容量面の条件を満たしやすくなります。
2段チルドや自動製氷などの主要機能も共通しているため、容量を下げたことで基本機能まで大きく減るわけではありません。
冷蔵室180Lで足り、高さを抑えたい人や購入費を抑えたい人にはMR-C33Nが有力です。
2段チルドや自動製氷など主要機能に大きな違いはない
MR-C37NとMR-C33Nは、冷蔵室の容量こそ異なりますが、三菱電機が公式仕様で案内している主要な保存・収納機能はほぼ共通です。
MR-C37Nを選んだから便利な機能が大幅に増えるわけではないため、機能差を理由に上位容量を選ぶ必要はありません。
両機種に共通して搭載されている主な機能は次のとおりです。
- 2段チルド
- ワイドチルド
- ダイレクト給水式自動製氷
- 製氷皿おそうじモード
- うるおいキープ野菜室
- シーンフィット制御
- フリーアクセスデザイン
- ガラスシェルフ
- ワン・ツー棚
- ヨコ取りポケット
- ドアポケットへの2Lペットボトル4本収納
- 除菌・脱臭用フレッシュエアフィルター
たとえば2段チルドはどちらにもあり、上下のスペースを使って食品を分けて収納できます。
上段には乳製品や作り置きのおかず、使いかけの食品など、下段には肉や魚などを入れる使い方が想定されています。
自動製氷についても、両機種ともダイレクト給水式自動製氷を採用しています。
製氷皿おそうじモードや、給水パイプ・ポンプを外して洗える仕様も共通です。
「容量が小さいMR-C33Nだと、製氷やチルド機能まで簡略化されるのでは」と気になる人もいるでしょう。
今回確認した公式仕様では、MR-C37Nだけに搭載されている主要な保存機能は確認できません。
野菜室も同じで、両機種ともうるおいキープ野菜室を搭載しています。
三菱電機では、野菜に冷気を直接当てない間接冷却によって乾燥を抑える仕組みとして案内しています。
仕事帰りに野菜や肉、乳製品をまとめて買ってきた夜でも、保存機能そのものに差があるわけではありません。
違ってくるのは、冷蔵室にどれだけ余裕を残して食品を並べられるかです。
MR-C37Nは機能を増やしたモデルではなく、共通する使い勝手を保ちながら冷蔵室を広くしたモデルと捉えると分かりやすくなります。
機能面で迷った場合は差を探すより、冷蔵室215Lが必要か180Lで足りるかに戻って判断するのがおすすめです。
MR-C37NとMR-C33Nの設置前に確認したいサイズと費用
購入候補が決まっても、設置できなかったり、容量差に対して費用をかけすぎたりすると選び直しになります。
設置面では高さ、費用面では本体価格を優先して確認すると、MR-C37NとMR-C33Nの違いを判断しやすくなります。
幅と奥行は同じでも必要な高さは12.2cm違う
本体サイズは、MR-C37Nが幅600×奥行656×高さ1,820mm、MR-C33Nが幅600×奥行656×高さ1,698mmです。
幅600mmと奥行656mmはまったく同じで、高さだけ122mm異なります。
| サイズ項目 | MR-C37N | MR-C33N | 差 |
|---|---|---|---|
| 幅 | 600mm | 600mm | なし |
| 奥行 | 656mm | 656mm | なし |
| 高さ | 1,820mm | 1,698mm | 122mm |
| 必要設置高さの目安 | 約1,870mm | 約1,748mm | 約122mm |
販売店の掲載仕様では、必要な設置スペースの目安はMR-C37Nが約幅610×奥行660×高さ1,870mm、MR-C33Nが約幅610×奥行660×高さ1,748mmです。
横方向と奥行方向の条件はほぼ同じなので、設置できるかどうかを分けやすいのは上方向のスペースです。
たとえばキッチンの冷蔵庫置き場をメジャーで測り、床から吊り戸棚まで1,800mmしかなければ、MR-C37Nは候補から外れます。
一方でMR-C33Nなら、同じ幅のスペースでも高さの条件を満たせる可能性があります。
本体高さと設置場所の高さがほぼ同じだから入る、と判断するのは避けてください。
三菱電機は据え付けスペースについて、設置条件によって異なる場合があるため余裕を取るよう案内しています。
冷蔵庫の買い替えでは、搬入経路の確認も忘れたくないポイントです。
ただし今回の2機種は幅と奥行が共通なので、両機種を比較するうえでは高さ12.2cmの違いを最初に確認すると効率的です。
設置場所に高さの余裕が十分あるならMR-C37N、上部スペースが限られるならMR-C33Nが選びやすくなります。
年間消費電力量の差は7kWhで価格差のほうが選択に影響しやすい
年間消費電力量は、MR-C37Nが345kWh/年、MR-C33Nが338kWh/年です。
差は7kWh/年で、両機種とも2021年度省エネ基準達成率は101%となっています。
販売店では年間電気代の目安として、MR-C37Nが約9,320円、MR-C33Nが約9,130円と紹介されています。
差は約190円ですが、これは一定の電気料金単価を使った目安で、実際の金額は契約プランや使用状況によって変わります。
年間消費電力量の差だけを見ると、MR-C33Nを選ぶことで大幅に電気代を下げられる関係ではありません。
一方、発売時の市場想定価格はMR-C37Nが約165,000円、MR-C33Nが約143,000円と紹介され、その差は約22,000円でした。
メーカー希望小売価格はいずれもオープン価格なので、実際の販売価格は店舗や購入時期によって変わります。
| 費用に関わる項目 | MR-C37N | MR-C33N |
|---|---|---|
| 年間消費電力量 | 345kWh/年 | 338kWh/年 |
| 省エネ基準達成率 | 101% | 101% |
| 発売時の市場想定価格 | 約165,000円 | 約143,000円 |
家電量販店で2台の価格札を見比べて「2万円ほど違うなら、電気代で元が取れるのかな」と考える場面もありそうです。
しかし公称の年間消費電力量ではMR-C37Nのほうが7kWh多いため、MR-C37Nの価格差を省エネで回収するという選び方にはなりません。
MR-C37Nに多く支払う意味は、冷蔵室を35L広く使えることにあります。
そこに約22,000円の差を払う価値を感じるかが、購入費を比較するときの判断軸です。
冷蔵室35Lの余裕を日常的に使うならMR-C37N、そこまで必要なければMR-C33Nのほうが費用を抑えやすい選択です。
MR-C37NとMR-C33Nの違いを踏まえて自分に合う1台を選ぼう
MR-C37NとMR-C33Nで迷ったら、冷蔵室35Lの差と高さ12.2cmの差を基準に選べば判断しやすくなります。
主要機能や冷凍室80L、野菜室70Lは共通なので、単純に容量が大きいMR-C37Nを選べばよいわけではありません。
作り置きや飲料、冷蔵食品を多く入れる人は、冷蔵室215LのMR-C37Nが向いています。
一方、冷蔵室180Lで足りるなら、高さを12.2cm抑えられるMR-C33Nのほうが設置しやすく、購入費も抑えやすい選択です。
冷凍食品を多く保存したいという理由だけなら、冷凍室容量が同じためMR-C37Nを選ぶ必要はありません。
最後は「冷蔵室35Lにお金を払う価値があるか」と「設置高さを確保できるか」の2点を確認して決めてください。
三菱電機 3ドア冷蔵庫 MR-C33N-W 330L 右開き 3ドア 幅60cm 2段チルド うるおいキープ野菜室 静音設計 ホワイト系
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