ソニーの人気ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ZW1800」と「BDZ-ZW1700」。
どちらも1TBの内蔵HDDや2番組同時録画など、家庭用として十分な機能を備えていますが、実は使い勝手に差が出る「3つのポイント」があります。
この記事では、「先行予約の対象」「再生開始までの時間」「検索精度」という具体的な違いにフォーカスして、それぞれの特徴をわかりやすく比較。
さらに、用途別のおすすめモデルや価格差、共通機能、リモコンなどの別売品まで完全網羅。
BDZ-ZW1800とZW1700、あなたに最適なのはどっち?という疑問にしっかり答えます。
買い替えや新規購入で迷っている方は、この記事を読めばスッキリ解決できますよ。
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BDZ-ZW1800とBDZ-ZW1700の違いとは?
この章では、ソニーの人気ブルーレイレコーダー「BDZ-ZW1800」と「BDZ-ZW1700」の違いについて、まずは全体像をざっくりと把握していきましょう。
「結局どっちがいいの?」という疑問に、まず答えを提示します。
結論から言うと、3つの違いがある
この2モデルの主な違いは、以下の3点です。
| 違いのポイント | BDZ-ZW1800 | BDZ-ZW1700 |
|---|---|---|
| 先行予約の対象 | 新作+特番ドラマ | 新作ドラマ・アニメのみ |
| 再生までの読み込み時間 | 約50%短縮 | 記載なし |
| 検索精度 | 検索辞書+アルゴリズム強化 | 従来仕様 |
これらの違いが、実際の使い勝手にどんな影響を与えるのか? 次章から具体的に見ていきましょう。
後継機のBDZ-ZW1800が強化されたポイント
BDZ-ZW1800は、BDZ-ZW1700の後継として2021年に登場したモデルです。
共通スペックはそのままに、ソフト面での利便性が大きく進化しています。
とくに録画予約機能や再生速度に注目すると、日常の使いやすさにかなり差が出る仕様になっています。
つまり、スペック表だけではわからない快適さがある、ということですね。
先行予約の対象番組が拡大された理由
この章では、BDZ-ZW1800に搭載された「特番ドラマの先行予約対応」について詳しく掘り下げていきます。
単なるスペックの違いに見えますが、これがどれほど便利な機能なのかを理解すると、「もう戻れない」と感じる人も多いはずです。
「特番ドラマ」対応が加わった意味
BDZ-ZW1800では、新作ドラマ・アニメに加えて特番ドラマも先行予約の対象になりました。
一方、BDZ-ZW1700では先行予約できるのは「新作ドラマ・アニメ」だけです。
特番ドラマとは、いわゆる単発のスペシャルドラマや特別編のこと。
通常の連続ドラマとは異なり、番組表に載るタイミングが直前になることも多く、うっかり見逃しやすいジャンルです。
BDZ-ZW1800なら、そういった特番も番組名でしっかり先行予約できるので、録り逃しを防ぎやすくなっています。
先行予約が活躍するシーンとは?
例えば、人気ドラマの最終回が90分スペシャルとして放送される場合。
放送時間が拡大されていたり、放送日が通常と違う曜日だったりすることがありますよね。
こうしたケースでも、先行予約機能があれば、番組名をキーに自動で録画スケジュールを調整してくれます。
また、新番組情報の公開が早いアニメやドラマでも、ネット経由で取得した情報で事前に録画予約が完了している安心感があります。
「毎週録画を忘れた…」「時間がずれていて録れていなかった…」という経験がある人にとっては、非常に心強い機能です。
再生までの待ち時間が短縮されたメリット
この章では、BDZ-ZW1800の「読み込み時間50%短縮」の意味を具体的に掘り下げていきます。
地味に見えて、実は使い勝手に大きな影響を与えるポイントなので、要チェックです。
50%短縮は体感でどれくらい早い?
BDZ-ZW1800は、録画番組の再生開始までの待ち時間がBDZ-ZW1700と比べて約半分に短縮されています。
たとえば、従来モデルで10秒かかっていた再生準備が、5秒程度に短縮されるイメージです。
「たかが5秒」と思うかもしれませんが、これが毎回積み重なるとストレスの蓄積に繋がります。
とくに、子供が「早く見たい!」と騒いでいるときや、外出前の短い時間に番組をチェックしたいときには、この差が非常に大きいと感じるでしょう。
| モデル | 読み込み時間(目安) | 快適さ |
|---|---|---|
| BDZ-ZW1800 | 約5秒 | ◎ ストレスなし |
| BDZ-ZW1700 | 約10秒 | △ やや待たされる |
スマホでの再生シーンがより快適に
読み込みの短縮効果は、テレビだけでなくスマホアプリでの視聴にも大きく影響します。
たとえば、通勤中やカフェで録画番組を見たいとき、アプリ起動からすぐに再生されると快適ですよね。
BDZ-ZW1800はその内部処理を最適化しており、アプリとの連携速度も速くなっています。
ちょっとした空き時間でも気軽に視聴できるので、生活の中での活用シーンが広がります。
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予約検索精度の向上で失敗が減る理由
この章では、録画予約の「検索精度」に焦点を当てていきます。
地味だけど重要。録画失敗を防ぐうえで、検索機能の賢さは意外と重要なポイントなんです。
強化された検索辞書とアルゴリズム
BDZ-ZW1800には、最新の検索辞書と強化された予約アルゴリズムが搭載されています。
従来モデル(BDZ-ZW1700)に比べて、キーワード録画のヒット率やシリーズ追従の精度が大幅にアップしています。
たとえば、「キムタク」「新垣結衣」などのタレント名を登録しておけば、それに関連する番組を自動でピックアップしてくれます。
また、番組タイトルによる追跡も強化されており、最終回の拡大放送などにも柔軟に対応します。
| 検索機能 | BDZ-ZW1800 | BDZ-ZW1700 |
|---|---|---|
| 検索辞書 | 最新 | 旧バージョン |
| 予約アルゴリズム | 強化済 | 従来仕様 |
具体的にどう便利になるのか?
たとえば、同じ番組名の特集が不定期に放送されるケース。
従来モデルでは、細かい時間変更や副題の違いで録画がスルーされてしまうことがありました。
BDZ-ZW1800なら、そうした違いも認識して正しくシリーズとして扱ってくれる可能性が高くなります。
つまり、「毎週録画をセットし直す」といった地味な手間が減るわけです。
録画の失敗が減るということは、結果的に視聴機会の損失も減るということ。
安心して「録れてるはず」と思える環境は、ユーザー体験に直結します。
どっちを選ぶべき?用途別のおすすめモデル
ここまでで、BDZ-ZW1800とBDZ-ZW1700の主な違いを見てきました。
では、実際にどちらを選べばよいのでしょうか?
この章では、ユーザーの使い方に合わせたおすすめモデルをご紹介します。
BDZ-ZW1800がおすすめな人
以下のようなニーズがある方には、BDZ-ZW1800を強くおすすめします。
- 新作だけでなく、特番ドラマも確実に録りたい
- 番組の再生開始にかかる時間を短縮したい
- 検索精度の高い録画予約で失敗を減らしたい
- スマホでの視聴体験も快適にしたい
録画ミスやストレスをなくしたい人にぴったりなモデルです。
価格が少し高めでも、長期的に見れば満足度の高い買い物になるでしょう。
BDZ-ZW1700がおすすめな人
一方で、BDZ-ZW1700をおすすめしたいのはこんな人です。
- なるべくコストを抑えてレコーダーを導入したい
- 基本的な録画・再生機能があれば十分
- 連続ドラマやアニメ中心で、特番録画にはあまりこだわらない
BDZ-ZW1700は機能の面でやや劣るものの、1TBの容量と2番組同時録画という基本性能はしっかり搭載されています。
予算重視で必要最低限の機能を求める方にとっては、非常にコスパの良いモデルです。
価格と仕様を一覧で徹底比較
この章では、BDZ-ZW1800とBDZ-ZW1700の機能や価格を一覧で比較し、違いを明確にしていきます。
選択に迷ったときは、表で一目比較するのが一番わかりやすいですよ。
機能・性能・発売年を比較表で確認
| 項目 | BDZ-ZW1800 | BDZ-ZW1700 |
|---|---|---|
| 発売年 | 2021年春 | 2019年秋 |
| 内蔵HDD | 1TB | 1TB |
| チューナー数 | 2 | 2 |
| 先行予約の対象 | 新作+特番ドラマ | 新作ドラマ・アニメ |
| 読み込み時間 | 約50%短縮 | 記載なし |
| 検索精度 | 強化済 | 従来仕様 |
| 外出先視聴 | 対応 | 対応 |
| 無線LAN | 内蔵 | 内蔵 |
価格差はどれくらい?コスパは?
2025年11月現在の参考価格は以下の通りです。
| モデル | 参考価格 | 価格差 |
|---|---|---|
| BDZ-ZW1800 | 約70,000円 | 約2,000円の差 |
| BDZ-ZW1700 | 約67,800円 |
わずかな価格差で、より快適な操作性や録画機能が得られるBDZ-ZW1800は、長く使うことを考えればコスパの良い選択肢です。
ただし、機能にそこまでこだわりがなければ、価格重視でBDZ-ZW1700を選ぶのも賢い判断です。
BDZ-ZW1800とBDZ-ZW1700に共通する便利機能
ここでは、BDZ-ZW1800とBDZ-ZW1700の両方に搭載されている共通機能を見ていきます。
価格や録画性能の違いだけでなく、どちらを選んでも使える便利な機能がいくつもありますよ。
外出先視聴や持ち出し転送
どちらのモデルも、「外出先視聴(どこでも視聴)」に対応しています。
これは、スマホやタブレットからネット経由で自宅のレコーダーにアクセスして録画番組や放送中の番組を視聴できる機能です。
また、録画番組をスマホにあらかじめ転送しておく「持ち出し視聴」も可能です。
通信環境がない場所でも視聴できるので、出張や旅行中にも活躍します。
| 機能名 | BDZ-ZW1800 | BDZ-ZW1700 |
|---|---|---|
| 外出先視聴 | 対応 | 対応 |
| 持ち出し転送 | 対応 | 対応 |
無線LANやSeeQVaultなど基本性能
両モデルとも無線LANを内蔵しているため、LANケーブルなしでネットワーク接続ができます。
設置場所に縛られにくく、すっきり配線できるのが魅力です。
また、「SeeQVault(シーキューボルト)」対応により、録画番組を対応メディアに保存して、他の機器で再生することも可能です。
どちらを選んでも、スマートな使い方ができる環境が整っています。
| 機能名 | BDZ-ZW1800 | BDZ-ZW1700 |
|---|---|---|
| 無線LAN内蔵 | あり | あり |
| SeeQVault対応 | あり | あり |
対応リモコンなどの別売品にも注目
この章では、BDZ-ZW1800・ZW1700それぞれに対応するリモコンなどの別売品についてご紹介します。
本体だけでなく、付属品や買い足しグッズにも注目しておくと、使い勝手がさらに向上しますよ。
BDZ-ZW1800対応:RMT-VR502J
BDZ-ZW1800に対応するリモコンは「RMT-VR502J」です。
ボタン配置がシンプルで使いやすく、レコーダー本体との通信性も良好です。
万が一、付属リモコンが故障したときの予備としても用意しておくと安心です。
| 商品名 | 対応モデル | 参考価格 |
|---|---|---|
| RMT-VR502J | BDZ-ZW1800など | 約4,000円 |
BDZ-ZW1700対応:RMT-VR110J
BDZ-ZW1700には、「RMT-VR110J」というリモコンが対応しています。
基本操作に必要なボタンがしっかり備わっており、普段使いには十分な仕様です。
RMT-VR110JとRMT-VR502Jは互換性がないため、購入時には対応機種をよく確認しましょう。
| 商品名 | 対応モデル | 参考価格 |
|---|---|---|
| RMT-VR110J | BDZ-ZW1700など | 約3,500円 |
まとめ:あなたにとってベストな選択肢は?
ここまで、ソニーのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ZW1800」と「BDZ-ZW1700」の違いや共通点を詳しく見てきました。
最後に、今回の比較をふまえて、どちらを選ぶべきかをまとめます。
まず、両モデルに共通しているのは以下のポイントです。
- 1TBの内蔵ハードディスク搭載
- 2番組同時録画が可能なダブルチューナー
- スマホ視聴や番組持ち出しにも対応
- 無線LANやSeeQVaultなど便利機能を搭載
つまり、録画機器としての基本性能はどちらも非常に優秀です。
| 選ぶべきポイント | おすすめモデル |
|---|---|
| 特番ドラマも先行予約したい | BDZ-ZW1800 |
| 再生までの待ち時間を短縮したい | BDZ-ZW1800 |
| 録画予約の精度を重視したい | BDZ-ZW1800 |
| 価格をできるだけ抑えたい | BDZ-ZW1700 |
「録り逃したくない」「サクッと視聴したい」「細かい予約操作が面倒」という人には、BDZ-ZW1800が圧倒的におすすめです。
逆に、「基本性能で十分」「安く手に入れたい」という人には、BDZ-ZW1700で満足できるはず。
最後は、自分のライフスタイルや使い方に合ったモデルを選ぶのが一番です。
この記事が、その選択の一助になれば嬉しいです。
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